小説
『放課後のオナニー』 1/5
『屋上や非常階段でスリルがあるから癖になっちゃった』

「キーンコーンカーンコーン」
 授業修了のチャイムが鳴ると、ほとんど生徒たちは部活に向かい、また他の生徒たちは各々、塾へ行くなどの理由で家路に急ぐ。しかし、その日も由利は屋上へと続く階段を上がっていた。
 ※ ※ ※
 屋上に誰もいないことを確かめて、他の校舎や高層マンションからも見えない“死角”に隠れるように屈み込みました。それから私は、おもむろにブラウスのボタンを一つ、また一つ、とゆっくり外して行きます。そこからシャツの中に手を入れ、最初はブラジャーの上から全体をマッサージするように下から上に持ち上げて揉みました。呼吸が少しずつ早くなってくると、体の奥の方が熱くなってきて、アソコの中からジワッと愛液が溢れてくるんです。私はそれがパンツを濡らしてしまう前に、スカートをたくし上げてその……、パンツの中に手を入れました。
 グチョグチョに濡れていました。湧き出る泉のように後から、後から止めどなく溢れてくるんです。私は夢中になってすくい上げようと、塞ごうとします。でも、その手はいつの間にか包皮の上からクリトリスを、まるでねぶるように転がしていました。
 左手は、もうブラジャーの中にまで入っています。そして、乳房の中心にある堅くなった乳首を触れるでもなく、摘むでもなくしながら微かですが確実に刺激しているんです。  もう、私の意識は周りとはかけ離れたところまで、浮遊している状態です。
 完全に乳首が勃起し、その周りが粟立つようになってくるころには、包皮越しにクリトリスを刺激していた手も直に触るための努力を始めます。
 ムキッと、人差し指と薬指でクリトリスを包み込んでいる皮を押さえ込みます。すると中から、充血しているのでしょうか、通常の倍以上にプックリと腫れ上がったクリトリスが飛び出します。それを中指の腹でソロリと愛でるように撫でてあげるんです。
 ビクッと、体が一度大きく弾かれたように波打ちました。そして、クリトリスへ同じことを繰り返していると、しだいに自然と腰が砕けた感じで、力が全身から抜けてゆくようになってしまうのです。さらに、淫乱で動物染みていて恥ずかしいのですが、腰が勝手に動き始めるんです。私の意思とは全く関係なく……。
 剥き出しにされたクリトリス。包み込もうとする包皮が、女の一番敏感な部分をカバーすることによって、それはかえって快感をサポートしてくれているようです。なんと表現したらいいのでしょうか、痒いところに手が届かない感覚にも似ています。もどかしいけど、それが精神的に心地良いのです。
 ニチッニチッと、パンツの中から聞こえてきます。クリトリスを中心にして、3本の指で円を描くようにしてアソコを愛撫するんです。愛液はとても粘着質で、それをすくい取り指を湿らせては再びクリトリスを撫でるのです。その粘液が薄い膜を皮膚上に形成することで、直接的な刺激ではなく適当に具合の良い刺激となって行くのです。
 溢れ続ける愛液のせいでパンツはビショビショとなり、コンクリートの路面にピタリとへばり付くようになって火照ったアソコを冷ましてくれているかのようです。立ち上がれば、地面までも濡れた跡が付いていることでしょうね。お尻の方まで流れて行った愛液は、割れ目に添ってゆっくりと伝い、アナルまでも濡らしているのがわかるんです。
 ひとしきりクリトリスと戯れた私は、やがて溢れ出る源泉を求めるように、局部にまで手を伸ばすのです。掌でクリトリスをなじりつつ、タップリと愛液をからめ捕った中指と薬指をオマンコの穴の入り口辺りで出し入れして遊ぶのです。
 終演が訪れて来た頃には、腰を浮かせ前後に振り、きつく乳首を摘み、クリトリスとオマンコを淡々と一定のリズムを崩さず……、果てます。
 最近は毎日のように、学校帰りにオナニーするような日々を過ごしています。
 そんなふしだらで淫乱な私ですが、学校や家での評判はすごい真面目な女の子で通っています。だから友達にさえ、オナニーしているどころか、知っているとさえも言えません。そんなことだからストレスをため込む結果となって、オナニー狂いにさせるのだと思います。
 私だって他のコたちみたいに、彼氏でも作ったり、男の子と遊んだりしたいのは同じなんです。ましてや、18歳にもなれば、処女でいることだって恥ずかしいし、体は女として成長しているんだから欲求不満にもなるのは当然じゃないでしょうか。私は何も間違っていません。
 その日は雨が降っていて、朝から憂うつな気分でした。でも、いつものようになんの変哲もない、退屈で詰まらない毎日が訪れるだけ。そう信じて、私は平凡すぎる人生を歩み続けることを疑いはしませんでした。
 だから、ほとんど日課となってしまっている自慰行為をするのも当たり前で、戸惑いや羞恥、自己嫌悪の類いなど全くありません。
 私は鞄を手に取り、先程学校帰りにコンビニエンスストアで買ってきたレディコミックスを取り出します。もちろん、オナニーのオカズにするためのものですが、私だって女の子ですから、男の子みたいにイキナリ始めるって訳には行きません。読んでいくうちにHな気分になってしまったらするんです。
 読んでいるうちに、そんな気持ちになってしまったようです。そうなったら、戸惑うことなく自慰行為を始めます。家でオナニーするのは、学校の屋上と違って、誰にも見つかる心配がない分、スリリングに欠けます。だから、少しでも淫らな気分になれるように、大胆に触って行くのです。
 ページをめくる手を休ませぬよう、左手で先ずはいつものように乳房を大きく揉みます。レディコミで気持ちが昂ぶっているのですから、当然体も暖められているので、感じやすいようです。

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